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利用者が散歩がてら、わらびを採ってきては「家に持って帰って食べんさい。」と
袋いっぱいに手渡してくれます。
先日、裏山に行く機会があったので、わらびを採ってみました。(もちろん、勤務が終わってからですが)
よく考えてみると、毎年利用者から採ってもらっていたので、自分で採りに行ったことがなく、人生初の『わらび採り』でした。
根本の柔らかいところで「ポキッ」と折れるのが楽しくて、夢中になって採っていました。気づくと山のかなり奥の方まで来ていてびっくり。汗だくで、手はかゆいし・・・
それでも利用者が、毎年わらびを採りに行く気持ちがわかる気がしました。
「わらびは、らっきょう酢に漬けたら酒のつまみになるよ。」と聞き、さっそく作って、おいしくいただきました。
今年は寒さが厳しかった分、一気に春がやってきて色々な花が同時に咲きました。
今、西の池学園は芝桜が満開です。学園の周りは大自然がいっぱいで、子供達も自然の
中でのびのびと遊んでいます。
西の池学園の利用者も「昼夜分離」の生活をする為、10名の方があさひへ行き、日中の活動を行っています。
「昼夜分離」とは24時間を同じ施設の中で過ごすのではなく、日中の活動と居住での生活を分け、複数のサービスを組み合わせて利用できる事により、利用者の選択による多様なライフスタイルを目指すものです。
あさひでの活動は、創作活動や貝通し作業を行ったり、散歩へ出かけたりしています。
学園での生活とは違う刺激もあり、利用者の皆さんはあさひへ行くことを毎日楽しみにされています。
これからも利用者に合ったライフスタイルを、利用者と共に行っていきたいと思います。
西の池学園に入社して6度目の春を迎えました。
以前は、江田島の介護老人福祉施設に勤務していましたが、私には自閉症の子がおり、この子の障害について学ぶことが出来たらと思い、この道へ進むことを決めました。
これまで、現場でいろいろなことを学びました。障害について何も知らなかった頃、言葉も話せず走り回るわが子に妻は悩み、私もどうしてよいか分からなかったことを思い出します。これまで多くの方に支えていただき、障害について教えてもらいました。障害を持つ子は、親を選んで生まれてくると聞いたことがありますが、今ではこうした機会をくれたわが子にも感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもは、今年で小学5年生になります。これからも、進路などたくさん考えなければいけないことがあります。
親として、支援員として力をつけ、頑張ってゆきたいと思います。
先日私は、担当利用者さん3名とドライブへ出かけました。皆さん『海に行きたい』との事で竹原の的場に行きました。竹原までの道のりには、梅の花やパンジーなどたくさんの花が見え『もうすぐ春だね』とお話ししながら行きました。海に着くと、その日は天気も良かったため、魚釣りや犬の散歩中の人などたくさんの人がいました。利用者さんたちは、その風景を眺め、とても楽しそうにされており、笑顔の多いドライブとなりました。
1月27日に介護福祉士の国家試験を受けました。試験に向けて昨年の夏頃から少しずつ勉強してきました。夜遅くまで起きていることが苦手な私にとって、仕事を終えて勉強することがとても辛かったです。試験日が近づくにつれて、数冊のテキストを見たりインターネットでまとめを見たりと混乱状態でした。
試験当日、不安でいっぱいでした。しかし、約4年間の支援から学んだことや約半年勉強してきたことが無駄にならないよう頑張りました。試験を終え、勉強方法を教えてくださった多くの上司、教材などたくさんの物を貸してくださったKさん、応援してくださった利用者さん・職場の方々・母校の先生・家族・親戚・友人には感謝の気持ちでいっぱいです。3月に良い報告が出来ることを祈るばかりです・・・
試験を通して改めて、利用者さんの思いを尊重した支援をしていきたいなと思いました。初心を忘れず、利用者さんと関わっていきたいです。
先日、西の池学園でデイセンターこだま・あおぞら工房・あさひ作業所合同の総勢126名で「とんど」が行われました。
皆さんとんどの温かな火に当たりながら残り火でハンペンや揚げハンを焼き、怪我もなく楽しく終える事が出来ました。
ところで、「とんど」の意味を皆さんはご存知でしょうか。
「とんど」とは、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初め等を一箇所に積み上げて燃やすと言う日本全国に伝わるお正月の火祭り行事で、その残り火で餅や団子を食べる事で無病息災・五穀豊穣を祈る行事です。
また、竹の焼ける音は厄を退けるとも言われています。
同じ場所でみんな揃って、元気に来年もまた「とんど」を迎えられるよう願いを込めた「とんど」でした。