母を亡くして37年が経ちました。
年を取ったせいでしょうか・・・
最近、よく母のことを思い出し、無性に会いたくなることがあります。
私はグループホームで生活支援員をしています。
高齢の利用者の方と一緒に手を繋いで歩く時、老いた母と重なることがあります。
（もちろん私の中の母は、若いままなのですが・・・）
利用者の方の優しい表情や暖かい眼差しに母の姿を重ねているのだと思います。
いつまでも、みなさんが笑顔いっぱいで過ごせるように、お手伝いができればと思います。

私は母の見ることのできなかった孫たちに囲まれ、幸せに過ごしています。
もう少しすると「ばぁば、ありがとう」と今年もかわいい絵のプレゼントが届くと思います。嬉しいような、悲しいような敬老の日です（笑い）
（生きている～　それだけで～　人はみなしあわせさ～♪♪）

　

ドライブをしていると、コスモスが風に揺れ、真赤な彼岸花が目に染みる。
稲穂は頭をたれ、刈り取りを待っている。　　ああ秋！
途中で福富のジェラートに舌鼓。目の前には人懐こそうな羊が草を喰んでいる。
頭を撫で、感触にエッ！と驚いた。
羊さんには悪いけど、着古して手入れをしてない毛皮みたい。
でも草取り？は上手。撫でながら「我が家に遊びに来て？」と誘いかけてしまった。

学園近くの散歩道で見つけた木いちごです。

３０年前と変わったこと・・・変わらないこと・・・

道端に木いちごはありました・・・

盛んに地域福祉と言われ始めた時代に
九州の地で、岸勇先生（生活保護に関する岸－仲村論争の）が
講義で話されるケースワーク論が、理解できなかったことを思いだしています。

年収の多い芸能人が、母親の生活保護費受給の件でマスメディアにとりあげられていますが、
岸先生なら何と言われたでしょうか。

３０年を経て、一方的ではないかと感じたあのケースワーク論が、
今になってわかった気がします。



グループホーム　林